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明治元年から始まったナカトウ…
その歴史は、時流に流されずに乗ってきたもの。 -
もともとは材木を主軸に扱い、木桶などの卸販売を展開してきました。その関係から堀川沿いに社を構えており、時代の流れとともに扱う商材も変化。風呂の浴槽も木からプラスチック、薪焚きから給湯、タイル貼りのユニットバスと変遷していきます。
その縁で大手メーカーと代理店契約を結び、キッチンも含めた水回り商材を扱うように。材木の卸から水回りを扱う会社となり、およそ50年。この歳月に比例した信頼と信用を積み重ねてきたと自負しています。全国に数多くある代理店の中で、ひとつの拠点で展開している流通量・販売量は当社がトップであることも、手前味噌ではありますが紹介させてください。
その理由は、こじんまりとしていながらもプロフェッショナルなスタッフが揃っているところにあります。また、BtoBの卸販売だけではなく、BtoCの不動産、リノベーションにも当社は事業を広げています。
その中でもマンションリノベーションに特化。当社の強みは、提案から工事を一貫してできるところにあり、メーカーの職人ではなく、直接施工(自社施工)が可能です。「問屋が行うリフォーム・リノベーション会社」が当社の“色”です。
社長の私自身、まだ当社に入社して5~6年。それまではハウスメーカーに営業として勤務し、その後、注文住宅の会社を経営。ローコスト住宅の波に乗り、7年で年間10億円の売上を計上するように。ひとつの家を建てるのにすべてを自社で行えるのは、自身の経験を活かし、培ってきた経験・ノウハウを会社に浸透させているからです。その上で社長として考えているのは、「心の経営と、心のある仕事をしよう」ということに尽きます。
当社が行っている卸販売を簡単に説明する際、倉庫業と変わらない=右から左への仕事…となりがちです。しかし、であるがゆえに、心を求めるのです。その先に使う人たちを想像して、しっかりと扱うべき商品であると認識すべき、だと社員には伝えています。それが他社との差別化を図る上で最低限の心持ちです。それは、リフォーム・リノベーションをやって、さらに強く思うようになりました。「心のある仕事はお客様に届く」と。単にこなすだけでは、納期に間に合わすだけになってしまう。嫌々で仕事をやらされるから、そうなってしまう。どこかに歪みが出てしまう…ではどうすべきか、「やりがいのある仕事を求めてやろう」「やりたい仕事をやろう」「社長や上司からの命令で動くのではなく、自分で動くようにしよう」と、当社の体制を変えるようにしました。